考察:『高町なのはの運動神経について』

 コーナーを作っておいて、何も置いていないと言うのはあまりに寂しいですね。
 と言うわけで、まずは一つくらいコラムを作ってみようと思い立ちました(´・ω・`)
 記念すべき第一回目は、小説の中で記述し忘れた高町なのは戦技教導官の運動神経について、考察してみようと思いますノシ


【なのはは本当に運動神経が切れていたのか?】


 なのはさんが運動音痴だと言うのは、無印、A'sと続けて語られてきた事です。
 コミック版のA'sの中で、本人も語っていますね。「運動神経切れてるし〜」と。
 実際、ドッヂボールの回では、フェイトやすずかのようなスポーツ万能の面々と比べるまでもなく、全く動けていませんでした。


 しかし、気になる点もいくつか有るんですね(´・ω・`)

 例えば、コミックの同回で、フェイトが柔軟体操の相手をしながら言った言葉。
「なのははけっこう、身体柔らかいよね。運動もその気になれば、出来ると思うんだけどな」
 実際、身体が柔らかいと言うのは一つの才能です。
 しかも、なのはは運動に興味が有ったわけでもなく、自然体で何の訓練をすることもなく、柔軟な身体を持っているわけです。
 それは十分に、疑問符を投げかけるだけの価値が有るのではないかと思います。

 二つ目は、言わずと知れた空中魔法戦の強さです。
 魔法戦と言いますが、説明するまでもなく、あの世界の『魔法少女』達は、ドラゴンボールもびっくりな機動をします。
 なのはは対戦ゲーム等が得意と言うエピソードがありましたが、それだけであんな戦闘機動が出来るものでしょうか?
 いや無理でしょう(´・ω・`)ノシ
 砲撃戦で、遠距離での撃ち合いとかならまだしも、相手は高機動戦闘が主体のフェイトですよ?
 実際、最初の頃は何も出来ずに制されたりもしていたわけですが…………
 フラッシュ・ムーブやディヴァイン・シューターを修得してからの戦闘力は、飛躍的と言っても過分でないほどに上がっています。
 土台、フラッシュ・ムーブなんて、運動神経切れてる人に使いこなせる魔法じゃないと思うんです。
 高速移動を制御しきれずに、空回りして終了と言うのが当たり前だと思うんですが、むしろ自然に動いていた節があるんですね。
 はて、これはどういうことでしょう?

 三つ目は、Strikersより有名なワン・シーン。
 例の、ティアナの頭を冷やしたあのシーンです。
 戦技教導官になって、運動能力も向上したと言うのは、確かどこかで明言されていた事と思いますが…………
 にしても、シューティング・アーツの使い手であるスバルの攻撃と、死角からのティアナの攻撃を、同時に受け止めるて。
 しかも、ティアナのダガー・ブレードに関しては、指先二本での白刃取りですよ。
 明神弥彦ですか、この人は? 白刃取り千本制覇でもしたんですか?
『運動神経が切れていた人が努力してなれるレベル』は、確実に上回っていると思うんです。


【なのはは、運動神経が切れていたのではなく、運動に適した状態になかった】


 と言うのが、僕がだした結論になります。
 高町なのはと言う少女は、元々魔法があるのが当たり前として生まれて来ていたのではないでしょうか?
 魔力による身体能力の強化、高速機動魔法による加速、本来その状態でこそ発揮される運動神経を持っているのではないか。
 本来もっと高い水準で動けるはずなのに、全力を出しているはずの身体が、なぜか全力を出していない、等の矛盾が、
 結果的に身体の動きに『もつれ』を生み出して、運動神経が切れているような動きしか出来なかったのではないでしょうか。
 だからこそ、『魔法』と言う本来のポテンシャルを得てからは、徐々に運動能力も開花してきた、と。
 こう考えると、高機動戦闘に耐えられる事も、成長した後のなのはが達人級の運動能力を持っている事も、説明がつくわけです。

 等と言う、半希望的考察ですが、いかがでしょうか?

 まあ、こんな考察が根っ子にあるので、ウチのなのはさんは非常にスパルタンな戦い方をするわけです(笑)
 反論、訂正、お待ちしております(´・ω・`)ノシ

 ボッコボコにされてやんよ。

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