考察:『なぜ【ユーノ×なのは】としたのか』
小説の改稿が遅々として進まないので考察の二つ目を掲載してみたいと思います。
今回の考察は、さらに手前味噌な話となっておりますので、苦手な方はご注意下さいませ。
ただしこの考察は、決して【なのは×フェイト】や【ユーノ×フェイト】等のカップリングを否定するものではありません。
私自身、この『魔法少女リリカルなのは』の世界観においては、いわゆる百合とされる【なのフェイ】も全然アリだと思いますし、
ぶっちゃけ自分で書く気が無いだけで、著名サイト様方の作品はwktkしながら読ませて頂いているクチです。
ただ、そんな中で自分自身の想いを整理しておきたいのと、おそらくは作品上では表現の都合上描きにくい部分もあるため、
身も蓋も無い言い方をしてしまえば作品裏事情補完として掲載させて頂く次第であります。
まあ見てやるかと思って頂ける方は、どうぞお進み下さい。
【高町なのはの幼少期における家庭事情から】
この考察を見ておられる方なら、何を今更と言ったところでしょうが、なのはの幼少期は、ある意味孤独だったと言えます。
家族は皆優しく、家庭環境そのものが悪かったわけではありませんが、父(高町士郎)の入院が原因でした。
入院中の父に母が付きっ切りになってしまい、家では一人ぼっちの時間を過ごす事が多かったなのは。
誰にでも好かれる優しい性格の裏には、周りの人に嫌われたくなかったから、そんな自分を演じてきた背景も有りました。
そんななのはが、自分の娘——ヴィヴィオが出来た時、どう思うでしょうか?
多分「自分と同じ想いはさせたくない」と、そう考えるのではないかと思います。
母がいて、父がいて、そして出来れば姉弟もいて……そんな理想的な家庭を築けるように、努力する女性でしょう。
…………もっとも、Strikers放映時点で、声優さん公認で『フェイトパパ』ですから、フェイトでもそう言う家庭は築けるんですけどね(笑)
エリオとキャロがついてくれば、兄姉も完璧ですし。おお、至れり尽くせり、むしろユーノよりも楽に実現できとる( ̄▽ ̄)
∴(つД`)ブワッ
【なぜユーノなのか】
……と言うか、あれだけフラグが立ちまくっていて、成らなかったのが不思議なくらいなんですよね(苦笑)
ユーノはなんだかんだ言って、なのはとの関係で見せ場が満載です。
中でも自分的に、フェイトの元へ向かおうとするなのはのために、ゲートを開いたユーノのシーンは、
3シリーズ合わせても屈指の名シーンであったと思っています。
すれ違い様、目線だけで理解し合い、なのはが通ったその後には両手を広げて立ち塞がるユーノ。
劇場版であのシーンをカットしたりしたら……ひどいよ?(´・ω・`#)
まあ、そのシーンだけを見てもそうなんですが、それとやはり、Strikers8話での、ユーノと逢った時なのはの表情ですね。
頬を赤らめて上目遣い気味、ええ、KOされましたとも。KOされましたとも。大事なことなので(ry
あれを見て、僕の中で彼らはこっそり付き合ってる説が浮上したわけです。
フェイトが、そんな二人にお膳立てをしているように見える行動も、その理由の一つですね。
ちなみに、【なのは×クロノ】に関しては、『エイミィと結婚しなければ』全然アリだったと思っていますw
まさかの、視聴者知らない内(谷間の時期)に結婚でしたからねー(苦笑)
や、メガマガのコミックが先行していた事を考えれば、そう言うわけでもないんですが。
ユーノとクロノによる、なのはの取り合いとかになったら、途端に安っぽい少女漫画ストーリーの出来上がりですな(笑)
……あ、その手の二次創作を書かれている方には暴言でした、すみませんm(__)m
作中でやるとそうなるだけで、掘り下げての二次創作としてなら、その限りにはならないと考えて下さい。
しかし、考えれば考えるほど、なるべく劇中から『ラブ臭』をカットしていると言うのは、非常に巧く働いていますね。
二次創作の視野が広がる広がるw 想像の斜め上の設定に見えて、非常に効果的な手法となっている気がします。
もし、『俺はこんな理由で【なの×フェイ】じゃ〜』みたいな事を教えて下さる方がおりましたら、どうぞ掲示板等でお教え下さいませ。
あくまでもこれは、自分の中での二次創作的考察であって、色々な世界を知ってみたいと思っている所存です。
二次創作作家の数だけ、いやさそれ以上の数の世界が、『リリカルなのは』から生まれ出ている。
そう考えると、本当に楽しくなってきますよね。